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・4月11日昼過ぎに掲載した「皐月賞展望、ケンタッキーダービーについて」
私が「炎の十番勝負2023春」のヴィクトリアマイルで指名したスルーセブンシーズは宝塚記念に路線変更、その結果によっては凱旋門賞出走を目指すことになったようです。そもそもなぜ「炎の十番勝負2023春」で指名したかというと中山牝馬Sで勝った時のルメール騎手の勝利インタビューでした。私が見る限り彼が今まで勝利インタビューで「楽勝でした~~」というのを見たのはこの馬が初めてでした。
「炎の十番勝負2023春」は天皇賞・春で指名をしたのに印は◎にしなかったジャスティンパレスが勝ちました。個人的には期待していなかった思わぬ点数が加点されたのに、このニュースはそういう意味でかなり難しい状況になりました。でもスルーセブンシーズがどういう走りをするかには注目しています。
今週の競馬も先週に引き続き雨の加減の読みになりそうです。特に今週は2週連続になるので、さすがに馬場が悪化する可能性まであると思っています。東京、新装の京都は路盤がかなり強化されているので大きな馬場悪化はないとは思いますが、東京は日曜日も雨が残りそうなので、少なくともパンパンの良馬場ではないと考えています。
また3歳馬なので歯替りなど、また牝馬は牝馬特有の症状もあるので、その辺にも注意と思っています。
★NHKマイルC
昨年は穴本命ではありませんでしたが、カワキタレブリーに印を回し、複勝を買っていたのでそれだけでプラスになりました。理由は前走の様子だったのですが、出遅れて思ったような展開ではありませんでしたが、結果的には僅差の3着まで追い上げました。
今年も先行馬の有力馬が複数います。それなりのペースになりそうです。ただ騎手は皆それは承知しているので隊列がどうなるかが大きなポイントになりそうです。特に近年は無用な競り合いは結局つぶれる結果になるので、複数陣営のハイペース逃げの他は単独でのハイペース逃げは少しずつ少なくなってい印象です。ただ大逃げは話は別で、逆に後続に脚を使わせることができるので、有効かもしれないと思っています。
個別の馬でコメントすると、
・カルロヴェローチェ
おそらく人気になると思いますが、レーン騎手でもあり、かなり有力だと思っています。前走は坂上のところで進路がなくなり外に出して立て直して勝ち馬と並ぶ所まで追い上げました。勝った馬も瞬間的にはすごい脚で抜け出したところだったので、それを上回るようなすごい脚を持っている馬と感じました。仮に今回ダメでもスムーズであれば先々は相当な馬になるかも?と思っています。
・クルゼイロドスル
デムーロ騎手は前走エエヤンが勝った時にエエヤンを相当評価している旨がニュースで流れていました。ところがどのような事情かは不明ですが、本番はこの馬に騎乗です。単純に騎手の動向だけ考えればこの馬が好走する可能性はゼロではないと思っています。
・ショーモン
前走は最内枠でロケットスタートでした。また大逃げの馬がいたのでハイペースだったのに追走が楽だった内枠で先団の馬がことごとく上位になりました。ただゴール前後の様子を見るとこの馬だけまだ奥があるように感じました。
・ダノンタッチダウン
「炎の十番勝負2023春」の皐月賞で指名した馬ですが、調教師、馬主さんの強い思いとは裏腹に、さらに道悪も手伝って最下位でした。今回は適距離だと思われますが、また道悪になりそうです。ただ今年の3歳牡馬は格の高いレースではレベルの高そうなレースが少なそうで、それぞれの馬の地力や見せ場での瞬発力で考えるしかなさそうですが、そういう意味では展開が嵌れば1頭だけ違う競馬ができる馬、ということも言えると思います。ただスローペースも考えにくく、パンパンの良馬場でもなさそうなので、その部分は少し割り引きたいと思っています。
・タマモブラックタイ
新潟2歳Sの時とは豹変した感があります。特に前走の最内から抜け出す脚は相当な脚に見えました。2着馬の豪脚のほうが目立ちましたが、少なくともかなりの地力を付けていると思っています。ただ前走はマークも緩く、賞金加算のためにメイチだった可能性があると思っています。
・ドルチェモア
坂井騎手はアメリカ遠征、主戦の横山和騎手は降ろされ、岩田望騎手予定も、三浦騎手に変ったようです。須貝厩舎、飯塚氏の陣営ですが、馬は前走明らかな太め?という印象でした。しかも逃げたのでつぶれた印象です。でも逃げつぶれるということは、まだ3歳のこの時期なので一概には決めつけられませんが、ミホノブルボンやタイトルホルダーのような常勝の逃げ馬ほどのレベルではない可能性もあるということになります。三浦騎手は悲願の中央G1制覇がかかっています。
・ミシシッピテソーロ
ダリア賞を強い競馬で勝って、阪神JF以来追っかけている馬です。前走は向かない展開でしたが最後はすごい脚で追い上げました。ただ脚を長く使えるタイプには見えず、個人的には今回も狙いたいのですが、勝ち切るのはかなり難しいと思っています。
・モリアーナ
現段階では穴の軸として考えている馬です。横山典騎手が引き続き狙える記録最年長G1勝利もかかっています。ただ直前追い切りでは美浦ということもあり騎乗予定の横山典騎手は栗東で京都新聞杯で騎乗予定のオメガリッチマンの追い切りに騎乗しました。一番狙いたいポイントは前走の4角以降のレース振りです。ただ穴人気になりそうな感じもあり、あまり人気であれば穴本命には考えないかもしれません。
・ユリーシャ
前走は松山騎手が大逃げをしました、今回もこの馬の枠順や出方がレースの鍵を握る可能性があると思っています。特に鞍上は一本調子の騎手ではないので、戦法を変えてくる可能性もあり、このレースの行方まで左右しそうです。場合によっては粘り込みの可能性もあると思っています。
現段階で個人的に注目しているのは上記の9頭です。
現段階で個人的に注目しているのは上記の9頭です。
★ケンタッキーダービー
上記にバナーがありますが以前に前哨戦映像から個人的穴の注目馬を挙げました。3頭のうち、2頭は出走可能のようですが、あと1頭は補欠のようです。出走馬が確定したら2頭にするか、3頭にするか決まると思います。
・個人的注目穴馬
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