【４月１２日(金)AM９時０５分くらいに掲載】

【４月１０日(水)AM８時４５分くらいに掲載】

テレビや動画などで皐月賞の予想を見ましたが、穴はアーバンシック、コスモギュランダ、ミスタージーティーあたりが多いようです。またメイショウタバルは前走の強い勝ち方と内枠で穴人気になっているようです。たしかにスタートが決まれば、良馬場とはいえ簡単につかまらない可能性はあると思います。一部の方は以前のサニーブライアンを連想しているのかもしれません。ただ当時サニーブライアンはまったく人気がなくノーマークで、しかも外枠でした。また今回は少なくともトライアルまでは同型馬が複数いて、しかも３頭出しの矢作厩舎の馬にも１頭います。とすれば簡単に楽な逃げは打てない可能性があります。でもまだ底を見せていないので相当強い可能性もあり、たしかにこわい存在です。

あとは有名な方ではお一人だけ私と同じサンライズジパングがいました。私は個人的には週初から記載していますが、サンライズの松岡氏の馬が春のクラシックの台風の目になるのでは？と考えています。実は今年のクラシック戦線が始まった年末くらいからそう考えています。

特にその想いが強くなったのは、サンライズジパングのホープフルSの激走、そしてこのレースは出走取消になりましたがサンライズアースともども２頭とも、年初のオープンレースでひじょうに強い勝ち方をしたことです。サンライズアースにいたってはまだ無敗で３戦目です。すみれSを勝ったことからも以前浅いキャリアで強敵を破りダービー馬になったフサイチコンコルドを思い出しました。

なぜここまで人気がないのか？は不明ですが、個人的には皐月賞かダービーかどちらかで馬券に絡むのでは？と期待しています。

あとこのレースでは記録にいどむ陣営がいます。

最初は最年長G1制覇の記録です。この記録は現在昨年末の有馬記念をドゥデュースで勝った武豊騎手が持っています。

彼は今回エコロヴァルツに騎乗します。でも彼より年長の横山典騎手が今回ダノンデザイルで出走予定です。どちらも人気ではありませんが、地力的には十分足りていると思われます。もし横山典騎手が勝てばこの記録の保有者が変わります。

・来春に引退の調教師
それから今年が最後のクラシックになる調教師が２人います。G1勝ちの実績のある宗像調教師、そしてダービージョッキーではありますが、調教師としてはG1勝ちがない河内調教師です。どちらも皐月賞の勝利、そして賞金状態からここは少なくとも掲示板には載って後述のダービー出走権を得たいのでは？と想像します。

それから桜花賞もそうですが、このレースは上位５着馬まではクラシック第二戦の出走権が得られます。つまり皐月賞の場合は賞金にかかわらずダービーへの出走権が確定します。

これはホースマンにとっては大きなご褒美になります。
皐月賞の出走権は今回前出の河内厩舎の１２００万のウォーターリヒトまででした。今回賞金下位の馬たちにとっては、自分達の馬以外の皐月賞で５着以内に入線した馬も含め、トライアルの青葉賞１～２着、プリンシパルS１着馬、さらに京都新聞杯の１着馬、そして賞金状態によっては２着馬もダービーに追加で出走する可能性がありそれらに加わるので、賞金不足になる可能性があります。またNHKマイルの上位馬も場合によってはダービー出走の可能性があります。不透明な部分はありますが、このレースで５着以内に入ることは、かなり重要な要素になると考えています。

となればまったく人気はありませんが、賞金がギリギリでしかも最後のクラシックになる河内厩舎のウォーターリヒトにも若干注意が必要ということになります。

多分前評判どおりに牝馬・レガレイラなど大手生産牧場の馬たちと、一部はかぶりますが矢作厩舎の３頭がレースの中心になると思いますが、個人的にはサンライズの２頭とこれは趣味的ですがクラシックが最後の厩舎でダービーの出走権を得たいウォーターリヒト、シリウスコルトも応援したいところです。また記録のかかった横山典騎手のダノンデザイルも若干注意と思っています。

当初の予想を変える気はありませんが、ウォーターとダノンは追加で少しだけ注目したいと思っています。