競馬穴狙いの探求2(中央競馬中心の穴狙い予想)&競馬の楽しみ

競馬穴狙い予想を掲載しています。競馬歴34年(2022年現在)で中央競馬を中心に楽しんでいます。興行、スポーツなどあらゆる側面から考えて予想しています。不発にご注意ください。また同時並行で競馬グッズ・コレクションや穴馬列伝など競馬談義も掲載します。

(最新更新日:2024年3月29日 掲載日:2020年1月31日)

2022年現在、競馬歴34年です。原則穴狙いの予想で馬・騎手だけではなく、興行面、オッズ、馬装具などあらゆる面から検討しています。当サイトは2020年2月からの記事を掲載しております。また同時掲載で競馬グッズやコレクションなど競馬の楽しみ、穴馬列伝などの競馬談義も掲載します。


タイトル写真は2016年11月の東京競馬場のレースの様子(撮影は当ブログ制作・管理者で転載・流用を禁止します)

先週の検証と注目馬

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先週の競馬の重賞は人気薄の馬の激走がもう一歩でした。

まず弥生賞は一番人気薄のエコロレイズはゴール前で突っ込んできましたが惜しくも4着でした。前走は早仕掛けでゴール前で失速したように見えましたが、そこまで止まっていなかったようにも見えました。

チューリップ賞ではやはり超人気薄のエポックヴィーナスがゴール前で上位の馬とは差のない5着に入線しました。

これらの馬は次走はそこそこ人気になりそうで残念ですが、再度トライアルに出走してきたら注意と思います。

あと例年本番の高松宮記念で超人気薄の激走馬が出るオーシャンSですが、今年は最後の直線やゴール前であまり脚色が目立った馬はいませんでした。強いて言えば、ショウナンハクラク、オタルエバーくらいでしょうか。

さて今週もトライアルウィークが続きますが、調子は相変わらずなので、不発にはご注意ください。
今週は重賞だけでなく和田竜騎手の激走に期待しています。

土日予想
・金鯱賞
ブレイブロッカー、バラジ、ノッキングポイントに注意と思います。また長い休養明けですがヨーホーレイクは地力もあり若干注意と思います。

・フィリーズレビュー
和田竜騎手のマーシーランに注意と思います。あとはドナペティ、シカゴスティング、キャンシーエンゼルに若干注意と思います。

・中山牝馬S
そこそこ人気になりそうですがフィールシンパシーに注意と思います。あとは抽選を潜り抜けた格上挑戦のアレグロモデラート、それからコース得意のクリノプレミアムに若干注意と思います。それからこれは嵌ればですがキタウイングにも若干注意と思います。

・阪神スプリングJ
人気の有無は不明ですが、西谷騎手が騎乗するロックユーに若干注意と思います。

・コーラルS
こちらは騎手で若干人気になりそうですがエルバリオに注意と思います。それからメイショウがメイショウオーパス、メイショウカズサ、メイショウミツヤスと3頭出しですが、メイショウの多頭出しは来る場合ばかりではありませんが、ハンデ戦でもあり、メンバー的にもここは注意が必要だと思います。

・メイケイ
新人が騎乗ですが日曜日1Rのメイケイアリッサムに若干注意と思います。

・ハクサン
土曜日中山4Rのハクサンアップル、日曜日中山1Rハクサンフラッシュに若干注意と思います。

・POG
個人的にPOGに登録しているディーノサンライズが日曜日阪神6Rに出走です。今回も減量で前回の騎乗では3着に入線している永島騎手が騎乗です。少しだけ期待しています。

また気付いたことがあったら追加掲載するかもしれません。
(しないかもしれません・・)

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まず先週の競馬で様子からデムーロ騎手、松山騎手、鮫島克騎手、横山武騎手は年末年始の競馬のどこかで勝負をかけている可能性があると感じました。もちろん走るのは馬なので、仮に勝負をかけていても勝てるかどうかはわかりませんが・・。さらにまったく個人的な推測なので、そもそも本当に勝負をかけてくるかどうかもわかりませんが・・。

さて今日は過去の有馬記念での穴馬券の数々を思い出してみようと思います。
有馬記念は皆がレース前に考えているような実力通りの結果は、意外に出ていません。

有馬記念展望
これは有力馬の多くがその前のレースに目標を置いていて、有馬記念のころに疲弊しているケースも考えられます。また中山の2500は内枠が有利、さらに東京2400などのような実力通りに結果が出るようなコースとも少々違うと感じています。

特に注目すべきはこのコース形態などから、ここに照準を定めている馬も出走してきます。
しかもそのような馬は多くが人気にならず、マークも少なく、騎手はある意味気楽に思い切った騎乗ができる、というのも穴が出る要因かもしれないと思っています。さらに言えば、JRAとしてもこのように馬券で大きな花火が上がるのは歓迎なはずで、皆の利害は一致していると思っています。

ただ最近はかなり強い馬が、ここを引退レースに選んでくる可能性があり、今回もタイトルホルダーが該当します。つまり今回はまずこの馬の取捨が明暗を分ける可能性が高いと思っています。

過去の穴馬は?
さて問題の穴馬券の話に移ります。
ここ近年の約30年くらいの期間でも、今年当時騎乗していた熊沢騎手が引退でにわかに脚光を浴びましたがまずは「これはびっくり」のダイユウサクです。その前年に同期で国民的なスターであったオグリキャップが劇的な勝利をあげたり、その年に秋天で圧勝しながら、ほとんど殿りの降着になって間もないメジロマックイーンの出走などの原因も少なからず影響していると思います。

でも何よりも当時の一部の競馬新聞によればダイユウサクは「生涯最高の出来」とたたえるほどこの馬は仕上がっていました。その証拠に本来オープン昇格後は適距離ではない、スワンSやマイルCSに出走して掲示板に載り、そして前走の長い改修工事を終えたばかりの「新装記念」という阪神のオープンレースを快勝していました。オープンに昇格してからは、春まではどちらかというと中長距離の馬として出走していました。そして春天の前の出走の可能性がある馬として、京都の金杯(当時は芝2000)や大阪杯で上位に入線した実績から、出走してきたら注目馬の1頭とさえいわれていました。
このように右回りの中距離で実績があった、という実績があり、けっしてフロックとは言い切れないと思います、しかもこの人気で騎手も気楽、さらにマークは降着のあったメジロマックイーンに集中していた感もありました。

この馬の翌年の有馬記念も、再度穴になりました。今度はメジロ牧場の馬でもまだそこまでは地力はないだろう?と思われていたメジロパーマーがぎりぎりで逃げ切ったのです。この馬も実は夏に当時はまだG3だった右回りの札幌記念を逃げ切っていました。ただG1では泣かず飛ばずで春天ではメジロマックイーンの引き立て役に見えました。

このように以来、穴ではマイネルブリッジ、タップダンスシチー、アドマイヤモナーク、マツリダゴッホ、トゥザワールドなどがそれなりの穴を出しています。

共通して言えることは皆右回りの中距離重賞である程度の結果を出していて特に中山での好走歴のある馬が多いということです。

さらに直近は逆に凡走だった馬が多いという印象です。さらに付け加えるとファン投票からの選出馬はほとんどいなかったと思います(厳密なことはわかりませんし、過去と現在の選出方法も一部変わっていると認識しています)。

個人的な話ですが、前述の馬で馬券をゲットできたのはダイユウサク、マツリダゴッホだけで、苦杯をなめたケースの方が多いというのが現実です。

今年の個人的注目馬は?
さて今年は・・。
まず上記の条件にかなり近い馬が数頭います。
タイトルホルダー、ウインマリリン、ライラックです。
それから騎手の乗り替わりやローテーションからスターズオンアース、ジャスティンパレス、スルーセブンシーズあたりです。他ではディープボンド、シャフリヤール、ヒートオンビートなども圏内と思っています。

結論
今年は引退馬以外で、明らかにここに照準を合わせてきたように感じる馬はいませんでした。
そこで前述の馬から現段階ではタイトルホルダー、スターズオンアース、ジャスティンパレス、シャフリヤール、ドウデュースの5頭に注目しています。あと大穴でヒートオンビート、ライラックに注目しています。総合的には出馬予定の馬を見渡すと社台RHや社台F生産馬と友道厩舎の馬が有力馬を複数登録しているように感じました。

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先週の検証
・エリザベス女王杯
仕上がり具合があるかもしれませんが、アートハウスの先行力はかなり魅力がありそうです。
今後も人気になりそうなので馬券を買うかどうかはわかりませんが、注意が必要と思います。

・土曜日京都6R
ロードアヴニールにはビックリしました。発馬直後に内の馬が落馬してかなりの距離損をしたように見えました。もちろん展開の助けがありますが、あれだけのダメージを受けての完勝というのは、頻繁に見る話ではないと思います。

・オーロカップ 
初芝のコンバスチョンはパドックでも前の馬を追い抜かすくらいの勢いで歩いていました。芝的性だけではなく、調子も上がってきていると考えます。問題は切れる脚がないのでゴール前や前後までは勝つ馬と同じような能力でありそうですが、ゴール前の瞬間の脚が必要なレースだと切れ負けしそうです。

今週の展望
・マイルCS
基本的に人気で地力のあるムラ馬が不発だったら、という前提で考えたいと思っています。
要は前残りの印になりますが、実際の天候は日曜日は冬型で、北西方面からの風が強まりそうです。そうなると先行馬は風圧などで不利になりそうですが、逆にそこにつけ込むマークの薄い先行馬の前残りに期待します。
◎エルトンバローズ
西村騎手の勝負気配はこの馬を中心に考えている、と考えれば個人的には納得できます。
○軸ソーヴァリアント
前走のゴール前の脚色から
▲バスラットレオン
逃げられれば、という前提ですが、この距離と右回りでは一度無類の強さを発揮
★シュネルマイスター
この馬と騎手はムラはないと考えます。不利がなければ少なくとも掲示板は固い?
※ビーアストニッシドは和田竜騎手の騎乗ということで削除しました。悪しからず・・。
(11月17日AM4時8分くらい)

△エエヤン
デムーロ騎手が期待している馬
注ダノンザキッド

・東スポ杯2歳S
サークルオブジョイにに若干注意と思います。

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長年競馬を見ていますが、菊花賞のルメール騎手の手腕には脱帽しました。
途中で先頭に立ち、さらに勝負どころといわれる坂上で逆に減速させ脚をためて、そして直線向いたところで一気にスパート、先行馬たちをすべて交わし、そして後は後続の強力な追い込み馬も届かないように抜け出した、ように感じました。

もちろん馬もそれに応えるだけの地力があったと思いますが、決して有利とはいえないと思われる大外枠から、勝ちに行く競馬をして、実際に勝ち切るという離れ業をこのメンバー、距離で演じたように感じました。

途中で仕掛けて先頭にたったところで「これは少なくとも馬券に絡むな」と感じました。ここで「上位のうちの1頭は決まったな」という印象です。よくマラソンでアフリカの強い選手がする勝負に対する駆け引きのようにも感じました。

今回のルメール騎手の騎乗は過去では数年前にダービーを勝った時に見せた、レイデオロを思い出しました。

そして当時を上回るような騎乗にも感じました。

ルメール騎手がこのような騎乗をすれば、それなりの馬に騎乗して、それなりの仕上げになっていれば、現状では国内の騎手でほぼ太刀打ちが難しいように思うくらいに感じました。

さて今週は秋天ですが、少数精鋭で、しかも前述のように強い馬には皆一線級の騎手が騎乗するという、穴党はほぼ出番がないようにも思えますが、ここは馬券的には大枚勝負はしませんが、粘り強く穴を狙ってみたいと思っています。

今週の展望
・天皇賞・秋
多分今回のルメール騎手の騎乗や秋天でルメール騎手が騎乗する馬の地力を考えたら抜けた人気になりそうです。本来穴党はこのような馬が取りこぼすのを狙うケースも多いのですが、さすがに逆らえないように思っています。

でも前述のように、ある意味無理やり穴を狙いますが、意外に個人的には穴を出す条件がそろった馬で人気がなさそうな馬が複数います。

まず一週前追い切りで騎手が遠征した馬です。
アドマイヤハダルは菅原明騎手が栗東に遠征しました。またこの馬は前走のゴール前でかなり積極的な競馬をしました。さらに3歳時の皐月賞では勝った馬には離されましたが、その後一線級になった馬たちと差のない2着争いを演じました。

次に注目はノースブリッジです。主戦の岩田康騎手がやはり一週前追い切りで美浦に遠征しました。岩田康騎手が美浦に遠征するのは珍しいことではなくなりましたが、ノースブリッジは地味ですが先行力もあり相手なりに競馬出来るタイプにも映ります。またここは騎手もまだ秋天は未勝利で今後はなかなかチャンスもそうそうはないはずですから、一発を狙ってくる可能性はあると思っています。

3頭目はダノンベルーガです。この馬は昨年のダービー、秋天、ジャパンCを見る限りは決め手では多少引けを取りますが、地力や絶対能力では一線級とほぼ互角のレースをしています。また前走では3角あたりでそれなりの見せ場もありました。ただ今回の出走馬を見るとおそらく穴予想家の多くがこの馬に注目しそうで、穴人気になりそうな雰囲気があります。あまり人気になるとマークがきつくなり、岩田康騎手の持ち味である内や大外強襲が決まりにくくなる可能性があると思っています。

そして4頭目はヒシイグアスです。
この馬は上級レースに常時出走するようになってからは、かなりムラがあるようです。
ただ嵌ると確実に上位に残る地力もあるようです。個人的には人気の盲点にもなりやすく、このようなタイプの馬の方が面白い可能性があると思っています。

あと引き続き西村淳騎手が騎乗予定のガイアフォースも注意と思っています。

・スワンS
現段階では登録馬では、タマモブラックタイに注意と思っています。またいつもですがミッキーブリランテにも若干注意と思っています。

・ルミエールオータムD
ここは登録の現段階では出走できればハギノメーテルに注意と思っています。

・ペルセウスS
ここは現段階では前走のグリーンチャンネルCで注目したヴァルツァーシャルに注意と思っています。
もし出走してくれば、今週は個人的にはこの馬に一番期待しています。

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秋華賞は予想通りというのも変ですが、リバティアイランドが快勝しました。ただ2着のマスクトディーヴァはトライアルで世界新記録で激走したにもかかわらず本番でもすごい脚で2着に入着しました。こうなると次走に出走した時に「この馬は相当強いの?一過性?なの?」と逆に迷いそうです。でも少なくともかなりの地力を秘めていることははっきりしました。

さて今週は菊花賞で3歳牡馬のレースです。今度は3歳牡馬は春の段階では「レベルが低い」とか「本命不在」といわれていました。その中では皐月賞を強い競馬で完勝したソールオリエンスだけは一味違うのでは?と思わせるような存在でした。

ただ3歳の春に「レベルが~」という時は意外と後になって粒ぞろいになるケースがよくあるように感じています。

夏競馬では条件クラスだけですが、強豪もまだ斤量が軽い3歳時の秋に古馬の強豪と手合わせするようになります。すると今年は「当初はレベルが高い」といわれていた3歳牝馬が府中牝馬Sでは完敗しました。逆に3歳牡馬はトップナイフが札幌記念で2着、毎日王冠でエルトンバローズが1着、オクトーバーSでも3歳ではすでに上位になれないような状態のグリューネグリーンが4着と皆健闘しています。

ということで菊花賞で上位の馬が今後どのような走りを見せるかにも注目だと思っています。

今週の展望
・菊花賞
神戸新聞杯から注目していたシーズンリッチ、ハーツコンチェルトの2頭に引き続き注目しています。まだダノントルネードにも若干注意と思います。

・富士S
まずソーヴァリアントに注意と思っています。またレッドモンレーヴ、ダノンタッチダウンに若干注意と思っています。

・新潟牝馬S
馬場状態に注意と思っていますが、カヨウネンカ、ピンクジンのミルファームの2頭が登録しています。特にピンクジンは6月東京でデビューしていきなり3着と幸先はよかったのですが、ギリギリで距離を中距離に変更して勝ち上がりました。個人的にはダノンバラード産駒ということもありPOGに登録していましたが、今頃になってよくなってきました。ここはカヨウネンカの方が実績はあると思いますが、2頭ともがんばってほしいと思います。

・ブラジルC
現段階ではディクテオン、ロードヴァレンチに注意と思っています。

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