ジャパンカップは外国馬が上位に入るか、まったくダメで日本の人気馬かどちらかと思っていたら、後者でした。正直あのメンバーなので、国内の人気馬で決まったので、高額の賞金と格付けのレースとしては見ている範囲ではあまりスリリングな気分にはなりませんでした。ただ勝った馬がひじょうに強い競馬をしたことは印象に残りました。

結局内枠の国内の有力馬がしかも屋根は一流の外人ジョッキーという組み合わせで好走したというレースに映りました。また先に動いた感もあるダノンベルーガは息の長いいい脚で、馬群を割るかも、という見せ場を作りかけましたが、ゴール前でご存知のような状態で馬券外に沈みましたが、あそこで脚が残っていたかは微妙と思いました。つまり不利がなくても３着の馬に届いていたかは、？？かもしれません。ただ騎乗していた川田騎手はかなり残念だったかもしれないと思いました。

人気でしたが、あのメンバーの人気であり、春のＧ１でも１歩たりず、さらに今回も斤量は有利でしたが、外枠であり同じ条件のシャフリヤールは外人の一流騎手とはいえ、同じ外枠で斤量も古馬です。この評価は次走以降は微妙になりそうですが、ほぼ同等の地力があることは証明できたと思います。

それから個人的に期待したユーバーレーベンですが、外枠で外を回りながらの早い仕掛けと、ゴール１ハロンのところで完全に力尽きた感じに見えました。乗り方が色々言われそうですが、個人的には枠順や複数のトップジョッキーがいることを考えれば、あのように早く仕掛けるしか方法はなかったように感じました。

あと馬場の問題もあり、このレースだけでない注目だったテュネスですが、思ったよりも健闘したと思いました。でも日本の高速馬場ではオープン入りができるかどうか？くらいの感じに見えました。ただこの問題は逆に考えれば、現状では日本の高速馬場で強い馬は、どんなに国内で評価されても「凱旋門賞」は？という印象も生まれました。

たとえば今度改修される京都(どのように変わるかは不明ですが、コースまで改修しているのであればこのような観点が加わっている可能性があると思ったからですが・・)や日本では比較的条件的には日本離れしている感のある「丘があり、しかも深い洋芝が荒れる後半に限定の函館」みたいなところで好走した馬、またダートで抜けているテーオーケインズ、それから今週出走ですが二刀流のジュンライトボルトなどは、国内の実績に関係なく挑戦したら面白そうかな？とも感じました。

そして、さらにディアドラやラヴズオンリーユーのように向うの馬場に慣れるくらい出走を重ねて、転戦にも慣れさせれば、「あっ」と言わせる大掛けもあるかもしれないと思いました。

特に近年は実績を出し始め、以前はヨーロッパ的な血統を交配させている広尾の先行馬などを育成している、矢作厩舎関係の馬たちにも期待したいと思います。

競馬は完敗でしたが、色々「ごたく」を楽しむことはできたと思っています。

今週はチャンピオンズカップです。１頭強いのがいますし、ダートはメンバーがそろっていると中央でもあまり紛れがないので今回も大枚勝負はしないつもりですが、展開に注文がつく場合は別なので、ここはそのような状況を想定した穴を少々だけ買おうと思っています。

いずれにしても不発にはご注意ください。

まず今日発表になりましたが、来年ダートの重賞体系が大きく変わりそうです。けっこう楽しみなレース構成になりそうだと感じました。

先述のように紐穴を狙いたいと考えていますが、逆に「炎の十番勝負２０２２秋」のチャンピオンズカップで指名したジュンライトボルトも併せて狙いたいと思っています。ダートでは事実上底を見せていないので、どんな走りをするのか楽しみにしています。もちろん抜けた強さのテーオーケインズは無視できないと思いますが・・。

あとは、中京の周回コースも含めて、このコース形態に比較的似た新潟、船橋、浦和など小回りの左回りで好走歴のある馬ではシャマル、それから馬主の複数登録では本格化した可能性があるサンライズホープにも注意と思います。あとは成長力もあり斤量も有利なクラウンプライド、ノットゥルノ、ハピあたりも若干注意と思います。

まだ重賞未勝利とは思えない地力はありそうなアイアンバローズはここは必勝態勢で臨戦すると思っています。また穴っぽいところではノルマンディーの２頭プリュムドール、最近は人気が落ちてきて騎手は楽になった感のあるメロディーレーンあたりに注意と思っています。また出走してきたら大穴になりそうですが地力は相当ありそうですが勝ちみには遅そうなエドノフェリーチェも若干注意と思っています。

もし出走してきたらヒンドゥタイムズに注意と思います。あとは逃げて嵌ればレッドベルオーブも若干注意と思っています。

最近は個人的にいつも追っかけているマイネルアルケミー、リンゴアメ、トキメキあたりがもし出走してきたら若干注意と思っています。

登録馬が多くどの馬が出走するのかも予想がかなり難しそうですが、地力は足りていてつねに周期的に好走するけど、ハンデも据え置きになる程度に、という印象のアッシェンプッテル、ヴァニラアイスは若干注意と思います。

かなり以前の条件の１８００ダート、ハンデ戦になりました。昔馬装具を変えてきた東騎手のユーフォリアというほぼ最低人気の馬が雨のおしるこ馬場で、早めにしかけ、圧勝して馬連が１０００倍を超える大荒れのレースになったのをおぼえています。たとえばいくら好走しても人気にならないタイプのグラスブルース、またダートでは定評がある伊藤圭厩舎で先行しそうなスペロデアも出走してきたら注意と思います。ボーナスシーズンなので本番が荒れなければ、このような派生的なレースで、特にハンデ戦は注意と思っています。

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