先週は土日とも途中から人気薄の激走馬が複数いて助けられましたが、重賞の予想は軸が当たれば紐がはずれ、また紐が当たれば軸が当たらないというジレンマになりました。ミルファームの馬は土曜日に記載したとおりに一部が順調に掲示板を確保して一部は馬券に絡み、POGのシェアポイントは、多分この先はこれ以上の順位にはならないと思いますが、５１位にまで上昇しました。記念に画面の写真を撮っておきました。

さて今週は宝塚記念です。今年もコロナの影響もあり春に海外に遠征する馬は、初春の中東以外は日本馬が多く参加するレースの遠征が中止になり、すでに秋～冬の大レースに関心が移っています。宝塚記念はそういう意味では、ガス抜きや、秋への踏み台にはちょうどいいレースになりそうで、昨年同様それなりのメンバーがそろいそうです。

展望１～２に記載したとおり個人的には重視しているのは、矢作・大久保陣営と考えていますが、他にも可能性としては色々なパターンの可能性があると思っています。もちろんこれも矢作・大久保陣営同様、個人的な妄想や想像なので、話半分程度に聞き流していただければ幸いです。実際のところは全く不明です。

まずはビッグレッドの故・岡田総帥の実弟の岡田牧雄氏の運営する岡田S関連のタイトルホルダー、デアリングタクト、メロディーレーンの３頭です。さらにデアリングと同厩舎のアリーヴォ、またタイトルに騎乗予定の横山和騎手の家族で有力馬・エフフォーリアに騎乗予定の横山武騎手、父親の横山典騎手が騎乗予定のキングオブコージも出走予定です。

またこれは直接関係ありませんが、同じビッグレッド関連では手塚厩舎の２頭、ウインマリリン、マイネルファンロンも出走予定です。通常は岡田牧雄氏のノルマンディーとマイネルのラフィアン、ウインはレースでお互いに妨害をしないなどの関係はないように見えますが、勝ち馬は１頭だけのG1レースです。

少なくとも身内同士に特別な敵対関係がなければ、自分たちと無関係の陣営にタイトルを持っていかれても一文の得もないはずで、今後を考えれば少なくとも自分たちと何らかの関係があるところが大きなタイトルを取る方がいいと考えている可能性はあると思っています。

また前出の矢作・大久保厩舎の４頭のうちステイフーリッシュは社台Fの馬で、同じ社台RHからは藤原英厩舎のギベオンが出走予定です。この馬は正直地力的にこのメンバーでは、以前の金鯱賞のようによほど展開が嵌らなければ難しい気がしますが、もう１頭社台RHで登録しているヒートオンビートが除外対象になっていることを考えれば、この馬が回避すればヒートが出走が可能になるはずです。ヒートは友道厩舎で、この辺の動向を考えると現状では矢作・大久保両厩舎の馬が岡田氏関連の馬に対抗できそうなディープボンドにやはり照準を合わせているようにもみえます。

これから木曜日の出走馬確定までにまた動きがある可能性もあるのでは？と思っています。

ただ社台RHはクラブなので、ここはギベオンが出走回避しても、しなくてもクラブの出走頭数は変わりなく、会員の出資馬によって内々の一喜一憂があるだけです。ただ他の陣営の馬が回避すれば、社台RH３頭出しの可能性も残ります。

いずれにしてもどちらの勢力も有力な先行馬が複数いて、面白いレースになりそうです。

その他ヒシイグアス、オーソリティも地力的に上位の可能性があると思っていますが、オーソリティは海外帰りです。その辺を考えれば今回の来日では重賞では不発の多いレーン騎手が騎乗予定ですでに国内戦で１回叩いたヒシイグアスのほうが面白そうだと思っています。

個人的には両方の陣営からディープボンド、デアリングタクトのファン投票上位馬ももちろん注目ですが、ファン投票以外で出走予定の馬に注目していて、キングオブコージ、そしてもし繰り上がって出走してきたらという前提ですがヒートオンビート、上記とはまり関連のなさそうなアイアンバローズ、ファン投票ですが前出のヒシイグアスに注意と思っています。現段階では前記５頭にタイトル、パンサラッサを加えた８頭に絞り込んでいます。(ヒートが除外なら７頭ですが・・)

あとこれは直接関係があるかどうかはわかりませんが、パンサラッサの広尾レースは今募集の方も佳境に来ている可能性があると思っています。また１ヶ月後には大手生産者が主宰する競走馬セールもあり、ボーナスシーズンをひかえ経済的な部分も含めた馬主や陣営の勝負度合いも、少なからず影響があるのでは？とも思っています。

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