先日池添騎手と富田騎手が粗暴な行為で短期の騎乗停止になりましたが、今回水沼騎手がスマホ持込などで9ヶ月の騎乗停止処分となりました。ルールとはいえかなり厳しい処分だと感じています。以前から競馬新聞を見ると厩舎関係者や騎乗ジョッキーのコメントが掲載されているのをよく見かけます。もちろん個人的な連絡はよくないと思いますが、このような掲載とどれくらいの温度差があるのか？ということが問題になると感じています。

つまり今回の処分の問題よりも、競馬新聞などのパブリックコメントは、どういう情報なのか？という素朴な疑問が生じてきます。もちろんパブリックコメントであり、JRAの正式な検閲を受けているとはいえ、これらの情報が馬券とどこまで直結しているか、という問題です。

私は完全な部外者であり、しかも法律の専門家でもないのでこれ以上の言及はやめておきますが、いずれにしても難しい判断だと感じています。JRAも苦慮の末の判断だと感じています。

七夕賞のレッドランメルトのゴール前の様子はかなり迫力のある勝ちに行くような走りに映りました。

さらに先着したダンディズムはさらに迫力のある走りでしたが、馬齢からいって七夕賞でメイチの仕上げと走りだった可能性があり、次走以降につながるかは疑問だと思っています。

平場では日曜日福島4Rダート1150メートルで7着に入線したギガストームのゴール前後の様子も印象に残りました。まだ未勝利の終了とは若干間があるので、さらなる走りを見ることもできるのでは？と思っています。ちなみにこの馬の単勝オッズは100倍を超えていました。騎乗していたのはコース得意の藤田菜七子騎手です。JRAで初勝利を挙げた得意コースでもあり、結婚を発表したとなどいい材料が並んでいましたが、この人気で馬の走りから考えると、まだ奥がありそうな馬に思え、平坦の右回りコースであればかなりの走りが期待できると思いました。問題は人気にならないでほしい。と個人的には思っています。

サマーシリーズで考えると、今年は七夕賞の上位馬は強く、札幌記念は勝つのはかなり困難なメンバーになりそうです。ここは札幌記念で上位の可能性がある馬か、もしくはここをピンポイントで狙っているタイプの人気のなさそうな馬を狙いたいと考えています。

登録馬ではハンデのさじ加減からサンストックトンに期待していましたが、追い切りでもすごく印象に残りました。あとは昆厩舎から登録の２頭、アウスヴァール、トップナイフと横山親子の様子、さらに横山武騎手が今回騎乗するエンパイアウエストも加えて注意と思っています。

桑田牧場の２頭、ヴーレヴー、エメラヴィが出走してきたら注意と思います。

本来はいつも買っているディヴィナシオン、地元馬主のグラスミヤラビあたりが面白いのでは？と思っていましたが、現実的に考えると比較的人気ではシナモンスティック、人気うすではチェアリングソングあたりが出走してきたら注意と思います。

若干人気になりそうですが当コースも含め右回りのダートの短距離実績のあるナックドロップスが出走してきたら注意と思います。